電子軌道



  高校カリキュラムで履修するBohrモデルを用いて、その電子配置から元素の物理的および化学的性質を理解させることができる。
 この学習をもとに、原子には,原子核のまわりに1s, 2s, 2p ,3s, 3p, 3d, 4s, 4p, 4d, 4f, 5s, 5p,……の記号で表される多数の電子軌道があり,その上に電子が配列されていることに触れる。
 s, p, d,……は それら電子雲の形,すなわちsは球形,p, dはそれぞれテキストに示すような形の電子雲をつくる軌道であることを理解させる。

 このような内容は、現行のテキストに概念図を入れて詳細に記載されてある。     ▼
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 平素 抽象概念に興味・関心を持たせて理解させるため、モデルを準備して視覚的な扱いを行っている。p-軌道3個 (Px, Py, Pz) を発泡スチロールを使って自作。     ▼
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 組み立てて演示に用いる。     ▼
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 【座右銘】   化学教育(理科教育)では、モノを持たずに教壇に立つな!
 発泡スチロールで作った自作の Px, Py, Pz 軌道を用いると、ワンステップ アップの電子軌道概念も、
 クラス全員がほぼ概念を把握する。 アナログな教材の自作は実に楽しい。

(2017.5.24 記)
by TanMatsui | 2017-05-24 00:05 | 化学教育 | Trackback | Comments(2)
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Commented by okadatoshi at 2017-05-24 07:05
使いやすい教具の自作方法に興味があります。
すぐに崩れる発泡スチロールの加工方法も編み出されたのですね。
Commented by TanMatsui at 2017-05-24 08:54
okadatoshiさま
 出講前の教材準備ブログです。 このところ ときどきFacebookに載る内容の多くは 花、風景、食膳などが多いので、
昨日 「座右銘」 として この画像を載せました。  

明日はとし様と同じ曜日の登校ですが、進度の関係で、これが何処まで展開できるか?? (笑)

>すぐに崩れる発泡スチロール……  ???
これまで 崩れたことを経験しないのですが。
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