ホワイトボード用コンパス改良記



  2013年5月31日に ホワイトボード用コンパスを自作した記録を載せた。このときの冒頭に書いた文である。
 
 多くの学校が黒板(Blackboard)から白板(Whiteboard) になり、かつマグネット板になった現在、化学でのこの時期の教材は 電子配置や化学結合など、板書に円形図形を多く描く。勿論市販のコンパスを使って書けばよいが、いちいちコンパスを振りかざす所作も無粋である。

 化学ではBohrの電子配置の指導から始め、エネルギー準位、化学結合などの指導など、コンパスを使う頻度が多い。数年間 ホワイトボード用の自作コンパス使ってきたが、使いやすくするために改良した。完成品のプロフィールである。     ▼
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 製作に使った材料は次の通り。
 ①  廃物利用でポータブルラジオの伸縮アンテナ。直径の異なる円を描くのに利用できる。
 ② アンテナ同軸ケーブル用のF型コネクタ(アンテナ接栓)(左) と100均で求めた吸盤溝付 
 ③ 吸盤に穴を空けてF型コネクタを埋め込んで接着する。
 ④ ①の伸縮アンテナは360° 自由に回転できるように加工できた。     ▼
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 完成したコンパスを白い厚紙上でテスト、吸盤が吸いつかないので手で押さえて円の一部を描く。新学期になって現場のホワイトボードに吸い付けて使う日が楽しみになった。   ▼
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 【参考】 2013年5月31日 自作コンパスブログの画像記録     ▼
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 この製作に要した費用は100均で求めた 「吸盤溝付」 1個のみで、後はすべてガラクタ箱に 捨てずに保存していたパーツを使った。 
 立春とは言え近年にない低温の続く今年である。が、春の到来は間近、新学期も間近、この時期に自宅で新学期の準備をするのは好都合である。 
(2018.2.9 記)
by TanMatsui | 2018-02-09 00:05 | 化学教育 | Trackback | Comments(2)
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Commented by okadatoshi at 2018-02-09 08:15
確かに紐をひっぱるよりも、棒状の方が安定して使えますね。
断捨離時代に、棄てられるものから価値を生み出すこのような工夫も授業のネタに成りそうです。
Commented by TanMatsui at 2018-02-09 08:44
okadatoshiさま
 この作業で、非常勤講師勤務のこれまで2年間  「実践記録 -☆★専門学校の授業を通してー」  
のタイトルで纏め続けている小冊子の第3集の作成がスタートしました。
 ブログ アップすれば簡単ですが、工作に苦労しました。この工作過程もブログタネで、
目下鋭意編集中です。 苦労したのは
 ① 金属とポリスチレン、ポリプロピレンを接着する方法
 ② プラスチック類どうしを接着する方法

 市内に懇意にしている学校教材作成会社人がいますので、この人物に自作製品を見せ、
パテント申請 (表現 オーバー) でもしようかと (冗談 笑)
今朝も丁寧に見栄えの良い仕上げを続行中です。
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