人気ブログランキング | 話題のタグを見る

顕微鏡アダプターの自作 & 台風11号



 現役時代に頻繁に顕微鏡を使う機会があったので、私物で購入していた顕微鏡では、アナログフィルム一眼用 (Asahi Penrax SP) のアダプターを使っていました。
夏休みが近づき、今年も臨託で孫にミクロな自然を見せたい気持と併せて、デジカメ顕微鏡写真を撮りたいこともあり、顕微鏡アダプターの自作を試みました。

 使うデジカメは、レンズの径から、O社のCamedia を使いました。このカメラは普段は眠っていますが、以前にも望遠鏡の接眼部分の直径に合うので、望遠鏡アダプターを自作したときも利用した2002年当時に使っていた古いコンデジです。

 自作の際 顕微鏡とカメラを接続するアダプターには市販のスプレー式ペイントのキャップの径が丁度 合います。
  ①… K社製顕微鏡 (昭和47年度製)     ②… O社製Camedia     ③… スプレー式ペイントのキャップ (くり抜いて円筒を作る)        ▼
顕微鏡アダプターの自作 & 台風11号_a0155447_846888.jpg

 半日がかりで完成、撮影テストで デンプンとアサガオの花粉を撮り、ここにアップ     ▼
顕微鏡アダプターの自作 & 台風11号_a0155447_8463246.jpg

 望遠鏡の場合と同様、夏休み臨託用の備品のひとつが増えました。

【追 記】
 以上の内容は 予約投稿でアップ、 その後 台風11号の襲来で リアルタイムのデータができ、ここに追記。

 16日夕刻 広島県の暴風警報発令時に居間の窓から見た西の空、そして台風が中国地方を縦断し、午後3時頃の天気図を掲載。     ▼
顕微鏡アダプターの自作 & 台風11号_a0155447_713366.jpg

 郷里 境港を北に進行中、こんな天気図はなかなかお目にかかれないので、ここに記録。郷里の被害はほとんど無かったと連絡を受ける。
(2015.7.18 記)
by TanMatsui | 2015-07-18 00:05 | セルフ加工 | Trackback | Comments(2)
Commented by shinmama at 2015-07-18 08:56 x

手持ちの顕微鏡を 孫と一緒に覗き込む日が来るのが待ち遠しい気がします。
その時に アダプターを自作する自信がありませんが
しっかり メモメモ。
そこで教えていただきたいのですが、
それぞれの径に合う円筒の部材を見つけて接合する際に
円筒の長さはどのように考えたらよいですか?
カメラのレンズと顕微鏡のレンズの距離が近いほうが良いのでしょうか?

台風は境港を通り抜けて行ったのですね。
鬼太郎や一反木綿が 吹き飛ばされていないかな?(笑)
Commented by TanMatsui at 2015-07-18 09:33
shinmamaさま
円筒の部材の長さは
デジカメをズームアップして、レンズが延びきったときに、接眼レンズに
カメラのレンズが接する長さで作りました。
要するに、出来上がったときにカメラのレンズと 顕微鏡の接眼レンズが接触した
状態ならば、この写真のように顕微鏡の視野が撮れます。

ご指摘のように、カメラのレンズと顕微鏡のレンズの距離が近いほうが良いのです。
アダプターを作られる前に、カメラを手持ちで お試しください。

台風が至近距離を通過した割には、さほどの大風は吹かなかったようですが、
来週 帰省したら庭先には 葉っぱが散乱しているかと思います 
フー!
<< 平和公園のタイサンボク 姫路友人からの贈り物 >>